@article{oai:mejiro.repo.nii.ac.jp:00000923, author = {加藤, 純一 and KATO, Junizh}, journal = {目白大学人文学研究, Mejiro journal of humanities}, month = {}, note = {本研究は、韓国剣道の技術用語の特徴を日本のそれと対比させながら明らかにするところにある。今日、日本国内には多種多様の剣道指導書が存在する。これは韓国も同様である。しかし、唯一の違いは、日本の場合は全日本剣道連盟が編集した『幼少年剣道指導要領』が存在し、それがすべての剣道指導の基礎、基本となり、これによって国内では剣道の技術指導が行われているのに対して、韓国では基本となる指導書が存在しないということである。このような背景故に、韓国ではある技術用語も多用な表現が採られ、なかには日本の表現をそのまま直訳したために、韓国人には分かりにくいものもあったりする。そこで、本稿では日本の技術用語と対比させながら、どのような表現がなされているのかを明らかにし、さらに、日本の技術用語が構成される特徴についても言及した。結果として、日本の技術用語は名詞を重ねていきながら1つのタームを構成するという特徴があるのに対して、韓国の技術用語は、連体形を用いて描写的に表現する場合が多い。これは、韓国語の成語特徴によるものと考えられる。なお、日本の技術用語は、打突部位名称と動作動詞の名詞化されたものとの組み合わせによって構成されるが、これも1)打突部位名詞が重複する場合、2)自分自身のある状態から技術が派生する場合、3)動作動詞の名詞化されたものの後に打突部位名詞が付加された場合、4)動作動詞の名詞化されたものが打突部位名詞の間に挿入された場合、以上の4つのケースに分けることができ、さらに3)は相手の動作に反応して行為する場合と自らが相手に仕掛けていく場合とに分けられる。現在、IKF(International Kendo Federation)では、柔道と同様に日本語の技術用語が採択されており、世界各国では先の全日本剣道連盟が編集した要領を基に指導が行われている。しかし、韓国の場合、世界大会等の国際的な交流の場においてはIKFの規約を遵守しているが、韓国国内では独自の指導法や用語を用いて行っている現状がある。このダブルスタンダードは、世界第2位の実力を有する韓国剣道界においては、今後大きな問題となることが予想される。まずは、国内で統一的な指導ができるような要領の策定が急がれるところであるが、近未来的には、IKFに従った指導大系の見直しをする必要があるものと考える。, 12, KJ00005094614, P}, pages = {123--135}, title = {일한 검도기술용어의 대비와 특징}, volume = {(3)}, year = {2006}, yomi = {カトウ, ジュンイチ} }