@article{oai:mejiro.repo.nii.ac.jp:00000247, author = {木村, 由紀雄 and Kimura, Yukio}, journal = {目白大学総合科学研究, Mejiro journal of social and natural sciences}, month = {}, note = {東アジア共同体の論議が盛り上がってきた。共同体の構成はASEAN+3で固まり、まず各国がFTAを推進し、それを積み重ねていくという方向がはっきりしてきた。また、アジァとして二度と通貨・金融危機に陥らないという決意のもと、金融協力が進んでいる。アジアの金融市場の変革、共同体化の象徴が中央銀行の資金融通システムの導入、アジア債券市場の創設・充実である。日本では国民的レベルで東アジア共同体に対する理解が深まり、期待も高まっているが、政府の姿勢は必ずしも明確でない。東アジア共同体の建設は日本にとって21世紀の方向を決めるといってよい重大決定であり、政府は国民の議論をくみ上げ、その意思を明らかにする必要がある。現在、日本以外の国々の方が東アジア共同体に熱心なように見えるが、日本国民のアジア理解、アジアに対する意識も変わってきている。共同体の形成に必要な文化的な一体感、共通の価値観なども少しずつ生まれつつある。共同体実現の時期を予想することは困難だが、先輩のEUが発展を続けていく限り、東アジア共同体も実現に向かって歩みを止めることはない。, 6, KJ00004761442, P, 社会科学, Social Science}, pages = {23--34}, title = {東アジア共同体は実現するか}, volume = {(1)}, year = {2005}, yomi = {キムラ, ユキオ} }