@article{oai:mejiro.repo.nii.ac.jp:00001806, author = {内橋, 賢二 and UCHIHASHI, Kenji}, issue = {58}, journal = {目白大学短期大学部研究紀要, Mejiro University College}, month = {Feb}, note = {pdf, 唾液分泌量の減少は、齲蝕や歯周病の発症頻度を上昇させQOLの低下に繋がる。そこでアロマの適用が、唾液の抗菌タンパク質の分泌にどのような影響を及ぼすかを検討する目的で、被験者の就寝中にアロマを適用した時の、口底唾液中のα-アミラーゼ活性、SIgA濃度および細菌数の変化を検索した。α-アミラーゼ活性は入眠時では覚醒時と比較して低値を示すが、入眠後、概ね1時間目で1.5倍に上昇し、その後入眠時と同等もしくは低値を示した。ところが、アロマの適用によって、入眠後、概ね1時間目で、入眠時の2.5~3倍に上昇し、その後低下するが、入眠時の1.5~2倍の値を維持した。アロマ非適用時のSIgA濃度は、入眠時から経時的に上昇し、覚醒時に最高値(1.5~2倍)を示したが、アロマ適用時では、その傾向がさらに強くなり、入眠時に比して覚醒時では2.5~3倍になった。唾液中の細菌数は非適用時では入眠時から経時的に上昇し、増加率の最も多い被験者では、入眠時の約6倍を示し、最も低い被験者では2.5となったが、アロマ適用時では、増加率の最も高い被験者では2.2倍に、最も低い被験者ではさらに減少し、入眠時の1/4となった。以上の結果から、睡眠時にアロマを適用することによって、唾液中の抗菌タンパク質の分泌が促進され、唾液中の細菌増殖が抑制されることから、睡眠中のアロマ適用は歯科疾患の予防効果があることが示唆された。}, pages = {83--95}, title = {口底唾液の抗菌効果に対するアロマ適用の評価}, year = {2022} }